Twitterはマーケティングツールとしては、そこまで優秀ではありません。天才塾の研究と調査、代表の横須賀輝尚の分析では基本的には「有名になる要素を持っているものや人が、さらに拡散されるツール」とのことです。つまり、著名人がさらに著名になるには最適。あるいは炎上しそうな発言が大炎上する、あるいは逆に美談が拡散されるというのがTwitterの仕組みのようです。
これは弊社でも実験しておりませんが、Twitterで士業が注目を浴びるには、なかなか難しいと言えます。もちろん、炎上で取り上げられるのであれば、何か滅茶苦茶なことを書けば良いのかもしれませんが(以前の、首切り社労士のような)、それを望んでいる士業はいないと思います。そこで、ひとつ可能性があるのが慈善行為。わかりやすく言えば「寄付」などの行為です。
例えば、弊社は2016年に元THE BOOMのベーシストである山川浩正氏とイベントを行いました。その際、横須賀輝尚が個人のTwitterでつぶやいた内容が次のとおりです。
音楽活動を通じて、1型糖尿病の正しい理解を。メンバー全員が1型糖尿病のバンド1-GATAのトーク&ライブ開催(7月9日渋谷)。イベントの収益金は日本IDDMネットワークに寄付されます。https://t.co/IN8U7PSg5U pic.twitter.com/0GFCl0SAVY
— 横須賀輝尚 (@pcjyokosuka) 2016年4月1日
横須賀も士業の世界ではそれなりに知られていますが、Twitterも絶頂期ほどの注目ツールではないため、ただつぶやいてもリツイートされたりするのはごく一部の発言です。ところが、このツイートは70以上もリツイートされることになりました。数としてはそこまで多くはありませんが、これまでの横須賀のTwitterリツイートと相対的に見ると考えられないほどの数になります。このように、寄付など好意のリツイート、シェアというのは可能性があるので、もしかしたら士業事務所でもひとつの手法として確立できるかもしれません。
今後、またTwitter等の研究結果が出た場合には、こちらで報告していこうと考えています。
(執筆:士業デザイナーズ編集部)