まずはこのデータをご覧ください。
これを見ると、圧倒的にGoogleが提供しているブラウザ「Chrome(クローム)」がシェアを取っています。これに次ぐのがインターネットエクスプローラー、いわゆるIEというもので、大きくシェアを落として次がFirefoxということになります。普段、自分が使っているブラウザが何かはその人の環境等で変わってきますが、ホームページをつくるときには、このブラウザごとの表示チェックをする必要があります。
たとえば、クロームではしっかり見えていただけれど、IEではサイトが崩れてしまっている。そういうこともあるわけです。ですから、ホームページを制作した場合には、つくり方にもよりますが、様々なブラウザでの表示を確認する必要があります。ちなみに世界では、Chromeが圧倒的なシェアを誇っています。
さらに、OSの違いでも表示が変わったりします。
マイナビ「Windows7/10/XPが増加」
Macをつかう人は増えましたが、それでも2017年1月現在で6%。世界的に見れば圧倒的にWindowsの方がシェア率は高く、そのため基本的にはWindowsでの見え方を考えなければなりません(パソコンの場合)。スマートフォンの場合、国内では圧倒的にiPhoneです。
ですから、スマホ対応の確認も、iPhoneを中心にAndroidでも確認する必要があります。ホームページ制作会社によっては、このブラウザチェックが甘いところもあり、せっかく広告をかけて顧客に見てもらっても、表示が崩れている場合があったりして、その場合は損をしてしまいます。ですから、多少面倒でもブラウザチェックは間違いなく行っておくべきなのです。
(執筆:士業デザイナーズ編集部)