レスポンシブ検索広告について

レスポンシブ検索広告について

2018年内に、全てのGoogle 広告アカウントでレスポンシブ検索広告が利用開始になります。

レスポンシブ検索広告とは

レスポンシブ検索広告とは、あらかじめ広告素材を広告文を複数登録しておいて、Googleが機械学習によって検索したユーザーそれぞれに合わせて最も効果的な形で広告を出してくれる機能です。

従来のリスティング広告の広告文というのは、広告主が作成した定型の広告文が使われます。しかし、レスポンシブ検索広告を使うことにより、より効果的な広告素材の組み合わせで広告を出すことが可能になります。

広告文の作り方には注意が必要

従来の広告と異なる点は、広告文の出る順番がランダムになるということです。例えば「無料相談」「税務調査専門の税理士」「○○駅から徒歩5分」という3つの広告文があったとすると、Googleが最も適切だと判断する順序で配信されます。

そのため、自分が意図してない順番で広告が出る可能性があるので、この点は注意が必要です。どの順番にしても意味が通じるようなものや、一つ一つが独立した広告文であることが必要で、順番が入れ替わると意味が全く変わってくるような広告文は避けるべきです。

それから、各広告文がそれぞれ似通った内容になってしまうと、Googleが広告を出さないという判断をする可能性もあります。

例えば「税務調査専門税理士」「税務調査に強い」「税務調査ならおまかせ」という広告文があったとしても、この3つが同時に出ることはありません。同じ言葉をできるだけ使わないように注意して、それぞれが独立した広告文を設定する必要があります。

広告文は多く作成する

ちなみに広告文の数ですが、見出しは5個以上、広告文は2個以上設定する必要があるため、それ以上の数の広告文が必要になります。パターンがあればあるほどGoogleが判断する広告文パターンが増えていきますので、数は多い方がよいでしょう。

より多くの広告文を入れ込んでいくというのが、レスポンシブ検索広告がリリースした後には重要になってきます。このレスポンシブ検索広告機能は、これからのリスティング広告の主流になってもおかしくありません。リリースされたら、ぜひ使ってみてください。