リスティング広告のメンテナンスは予算管理につながる

リスティング広告のメンテナンスは予算管理につながる

効率のよい広告配信ができている状態とは、配信に無駄がない状態のことです。無駄の多い広告配信というのは、具体的には以下のような状態です。

  • 想定していない顧客層に広告が配信されている
  • 成約につながらないクリックが多い

この状態を改善し、自分の顧客になる人に対して広告配信をし、問い合わせや成約につながるクリックを増やすことが必要です。

リスティング広告で最も重要なのはキーワードの調整

リスティング広告のメンテナンスにはいろいろありますが、最も重要なのがキーワードの調整です。Google でも Yahoo でも、管理画面で「このキーワードで検索されて広告表示がされました」という一覧を見ることができます。そこから、自分の顧客になる人以外の人が検索していると思われるワードに対して広告を出さないように調整します。

具体的な例をご紹介します。助成金関連の商材を扱ったときに、Googleは「補助金」というキーワードも関連しているものと判断して検索ワードに含めてきました。しかし、「補助金」で検索している人は完全に助成金とは別の顧客です。そこで、補助金というキーワードが使われている広告検索には広告を出さないように設定をしました。

他にも、管理画面では地域別のデータを見ることができます。例えばある地域ではコンバージョンが出ているけれど、他のある地域では全くコンバージョンしないという場合、そのこの地域に広告を配信しないという設定をすることで、コンバージョンが取れる地域に予算を集中することができます。

メンテナンスの最終目的は予算の最適化

これらのキーワードの調整に共通することは、予算の分配です。アカウントを最適化し、キーワードを調整することで、適切な場所に予算が集中できるように管理する。ここが最終的なゴールです。

予算が適切に使われるようにというところを意識していくと、本来の目的を見失わずにリスティング広告を活用することができるのではないでしょうか。