バズはいらない。でも拡散は活用する

バズはいらない。でも拡散は活用する

拡散型SNSとどう向き合うか

2025年、LEGALBACKSの発信の中で、X(旧Twitter)の活用方法について改めて話をしました。詳細はYouTube動画でお伝えしていますが、その中で「バズること」への依存に、少し距離を置く考え方を共有しています。

SNSには、大きく分けて「拡散型」と「蓄積型」があります。Xは完全に拡散型。拡散されなければ見つけてもらえず、誰の目にも触れない。そういう設計になっています。

一方で、YouTubeやKindleといったメディアは、少数でも「刺さる」人に届けば意味がある。こちらは蓄積型の情報発信です。毎回バズらなくても、見つけられ、見返される余地がある。大きな違いです。

「バズれば勝ち」は本当か?

Xでは、ある程度バズらなければ、そもそも人の目に留まることが難しい。それが「やらない方がいい」と思う理由のひとつです。特に40代、50代の士業にとっては、バズを狙うような投稿は心地よくないケースも多いでしょう。

ただ、それでもXの中には、良質なつながりを生み出せる可能性があります。私自身も以前Kindleで出した『SNS活用法』という書籍の中で、「人脈を作るための活用はあり」と書いています。

“当て逃げ”戦略で人脈をつくる

人脈を作るためには、ある程度バズを起こす必要があるのも事実です。そこで一時的にでも注目されるような投稿を投下し、良い反応があった人とだけ関係をつなぐ。そうした「当て逃げ」的な使い方は、現実的な活路かもしれません。

もちろん、表現として少しよくないと自覚しつつも、目的に合った短期的な戦略としては有効です。関係を深めたい人とだけつながるための“しかけ”として、一定の拡散力を借りる。これならXも使い道があります。

バズ投稿を再利用するGPTの威力

そんな背景から、私はあるカスタムGPTを開発しました。過去にバズった投稿(バズポスト)を、その人の職業や顧客対象に合わせて変換・最適化できるAIです。

すでに複数の方に使っていただいており、「表示回数が20倍になった」といった報告も受け取っています。開発者として「これはなかなか良いものができた」と感じています。

私は使っている方がどのような生成をしているか、ある程度わかりますが、それでも「投稿者の意図を邪魔せず、むしろ補っている」と思える仕上がりになっています。

情報発信には“設計”が必要

ここまでを通じて思うのは、「情報発信には設計が必要だ」ということです。拡散型か蓄積型か。それによって、やるべきことは大きく変わります。

やみくもにバズを狙うのではなく、自分がどこで誰に何を届けたいのか。その基本設計を固めることが、遠回りのようで最短ルートなのだと、今では感じています。

Xは向いていない人に無理させると、発信自体が苦痛になります。でも「人とつながる」ことに限定して設計すれば、まだ十分に活用の余地はある。今後もその可能性を探っていきたいと思います。

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