士業のホームページはスマホ対応が必要なのか

ガラケー時代、携帯でサイトが見られるようになったとき、「携帯サイトもあった方が良い」と言われました。月日が立ち、iPhoneから始まったスマートフォンは一時的な流行ではなく、誰でもつかえるインフラのようなデバイスになったといえます。いつでもどこでもウェブサイトを閲覧し、検索ができる。インターネットマーケティングの考え方にも大きな変化が出てきました。

そこで本題が「スマホ対応は必要か?」というものです。これは、2017年を迎えた今では、まったく真逆の考え方になります。スマホ対応していた方がよいか、ではなくスマホを中心に考える時代になってきた、ということです。スマホファースト、モバイルファースト等という言葉にあるように、これからはスマホ対応していた方がよい、のではなくスマホのユーザビリティを中心に考えていく必要があります。

特に、士業の仕事のBtoCの仕事。相続、離婚、民事法務等のクライアントである「個人」の中には、パソコンを使わない人たちも今や大勢います。スマホひとつですべて片付いてしまうので、あえてPCを開ける必要はないのです。ですから、特にそういったBtoCの分野では、スマホ中心に考えていくことが重要です。

もちろん、BtoBの場合はパソコンでウェブサイトを閲覧することもまだまだ多いのですが、細切れの時間での検索等は、やはりスマホ。そして、どんなジャンルの仕事であっても、緊急時はスマホで検索し、問い合わせます。そのため、スマホ対応というのはやった方が良いというレベルではなく、必須なのです。

(執筆:士業デザイナーズ編集部)